簡単!自営(フリーランス)で再就職手当(早期就職手当)をもらう方法を経験を踏まえて解説します!!

現代人なら一度や二度の転職は当たり前の時代になってますね。

転職する際にどうしても無視できない(というか是非とも頂きたい)給付金がありますね。

そうです。雇用保険です。

とりとん
とりとん

不正受給しないようにしっかり申告して正当に受給しましょ〜

自営で再就職手当をもらおうと思っても、実際に必要な書類など詳しくわからなかったりしますよね。

いろいろ調べたけど実際もらえるまで安心できなかったんよね〜

ハローワークでは自営(フリーランス)で再就職手当をもらうために必要な書類について明確にOKかNGかを回答してくれなかったりするんです。

そこで今回は自営で再就職手当をもらうために必要な手順について書いてみようと思います。

もちろん申請前(開業前)にいろいろ調べたんですが、出てくる記事は「追加の書類を要求された」とか「既に仕事を開始しているのに納品書等の次にいつ取得できるかわからない書類を要求された」などなど。。

簡単にいけたーみたいな記事を見たことがなかったので、今回は簡単にいけたーっていう記事をあげることにしました。

実際に簡単に受給できたので安心して最後までごらんください!

再就職手当とは

まずは再就職手当について説明します。

再就職手当については知っているという方は適当に読み飛ばしてください。

ということで、再就職手当とは簡単に言うと早期就職手当です。

これは雇用保険の残りの受給日数が一定以上残っている際に貰えるお祝い金のようなものです。

雇用保険はそもそも受給期間中の一日の受給額をだいたい月毎でもらえるという仕組みなのですが、この残りの受給日数が3分の1以上残っていればもらえます!

そして雇用保険を受給する資格として、就職の意思があることが前提です。

つまり働きだしてから稼ぐ給料があることも考えると絶対的に再就職手当を狙うほうが得をします。

とりとん
とりとん

自己都合退社の場合は3か月間の給付制限期間もあるしね~

さらに再就職手当とは上で述べたようにお祝い金のようなものなので、受給が確定した時点で確実に支払われ払い戻し等のペナルティもありません

極端な話、再就職手当が受給できる条件を満たして働き出せば1週間で退職しようと手続きはそのまま進み支給が受けられるのです。

とりとん
とりとん

ハロワの人が言ってたからね~

ここで再就職手当が受給できる条件とは何か簡単に挙げておきます。

再就職手当の受給条件
  • 雇用保険に加入すること(週20時間以上の労働見込みでの契約)
  • 1年以上継続して働くことができること(期間が決まっている短期の仕事は不可)
  • 7日間の待機期間後1ヶ月以内に働き出す場合はハロワで紹介をうけ求人であること(自己都合退社の場合)

そして再就職手当を受給した後も受給期間はリセットされません。

つまり上の例で1週間で退職したあと再就職手当を受けてさらに残った金額を通常の受給方法で受け取れます。

ここまで読んでいただければお分かりかとは思いますが、待機期間の7日間を経過してすぐに働き出し、再就職手当と残りの受給を受けながらゆっくり就活に励むということも可能なのです。

とりとん
とりとん

一生働ける会社といつ出会えるかなんてわからんしなぁ

給付制限期間

ここではちょっとした知っているとお得な情報ですが、

自己都合で退社した場合3か月間の給付制限期間がつきます。

この3か月間はアルバイトをしても給付期間の延長や、給付金の減額などのペナルティは一切ありません。

ここで1つ注意が必要ですがアルバイトとは、厳密にいうと雇用形態のことではなくハロワの定める就職に該当しない働き方のことです。

条件としては、

アルバイトの条件
  • 週の労働時間が20時間未満であること(←の見込みで雇用契約を結ぶこと)
  • 雇用保険に加入しないこと

この二つは「かつ」なので注意が必要です。

20時間未満で働くと盟約していても雇用保険に加入してしまっていると就職とみなされてしまうので要注意です。

アルバイトをする際は雇用契約書に「週の所定労働時間が20時間未満のため雇用保険の資格なし」のような文言を記載してもらうことをお勧めします。

自営(フリーランス)で再就職手当を受け取るために

とりとん
とりとん

お待たせしました~

ではやっと本題の自営で再就職手当をもらう手順について実際に提出して給付に至った書類等を踏まえて説明していきます。

手順としては簡単で、

自営で再就職手当を受ける手順
  • 自営の意思をハロワに伝える(就職が決まったと伝える様なもの)
  • 税務署で開業届の提出
  • ハロワで再就職手当の申請をする(1の際に掲示された必要書類を揃えて)

となってます。

必要書類については後ほど説明します。

次に、自営で再就職手当をもらうための条件ですが、

自営で再就職手当を受ける条件
  • 1年以上の持続ができると判断されること
  • 7日間の待機期間後から1か月以上経ってから自営の意思を決定していること(自己都合退社の場合)
  • 開業の申請を済ませていること
  • 主な収入源が自営によるものであること

となっていてこれらは必ず守らなければならないことです。

順番に説明していきます。

自営で再就職手当をもらうための条件

1年以上の持続ができると判断されること

これについて特に気にしなくて大丈夫です!!

誰がどういう基準で判断しているのか知りませんが、私の場合はHPの製作やWeb系のシステム開発をしますという話をしただけです。

実際には未だにその仕事はできていなくて、フリーランスのための案件紹介会社経由でいただいた業務委託をしているのですが、この報告等は一切していないのに実際に再就職手当をいただけましたw

まあ、期間限定の仕事等でないかぎり基本的には大丈夫でしょう。

7日間の待機期間後から1か月以上経ってから自営の意思を決定していること

この条件は自己都合退社の方のみ対象となります

ハロワの規定で自己都合退社の場合は、最初の1ヶ月間はハロワの紹介求人から就職していないと再就職手当がでません

そして自営の場合、自営の意思を決定した時点でハロワからは就職したとみなされます。

これは再就職手当の申請をする際に引っかかってくるので必ず最初の1ヶ月をすぎてから自営の準備を始めましょう。

私の場合は、どこまで調べられて発覚するかわからなかったので、当ブログのサーバーを契約するのも1ヶ月経つまで待ちました。

ハロワに申請するフリーランスの仕事とは直接関係無いことでしたが、念のためです。

どうしても再就職手当がほしかったからね~w

開業後の事務所のための賃貸契約や、ネットの回線を引いたりとかが一発で発覚する代表みたいなので注意しましょう。

開業の申請を済ませていること

これは再就職手当の申請をする際に必要になります。

申請の際に開業届のコピーが必須の書類となるのですが、

この開業届については、県の方でも国の方でもどちらでも大丈夫のようです。

ただ一つだけ注意するとしたら、開業届に記載する開業日は上と同じく最初の1ヶ月以降の日付としましょう。

主な収入源が自営によるものであること

これはハロワの規定ではあまり書かれていませんがとても重要なことです。

そもそも自営で再就職手当を受け取るには自営でやっていけるという見込みがあることが前提なので、申請して1ヶ月も経たないうちにバイトとかしてたらNGなのです。

バイトといっても副業程度のものなら良いようですが、雇用保険に加入してしまうような(週20時間以上の勤労)働き方をするとアウトです。

注意しましょう。

必要な書類について

恐らくこの記事を読んで下さっている方はここが一番興味あるかと思いますが、あえて最後にもってきましたw

まず、ハロワに自営の意思決定日の申請をした際にここまで書いた条件を満たしていると再就職手当の申請に必要な書類のリストを渡されます。

そしてリストに記載されている書類をだいたい1ヶ月以内で用意し、再就職手当の申請をするように告げられます。

必要書類のリストは次の通りです。

  1. 再就職手当支給申請書
  2. 雇用保険受給資格者証
  3. 税務署受理印のある個人事業の開業・廃業届出書事業主控えの写し
  4. 事業に必要な資格・技能等の免許証の写し
  5. 事務所・店舗工事・賃貸借契約書の写し
  6. 従業員の雇用契約書と労働者名簿の写し
  7. 業務請負契約書の写し
  8. 代理店契約書またはフランチャイズ契約書の写し

このうち4~8まではいずれか1つ以上となります。

1~3は確実に手に入るものなのでいいとして、

4~8のうち簡単に用意できそうなものがあればそれを用意するのが一番確実でしょう。

ですが、業務によって(フリーランス等の仕事)は上記のいずれかをすぐに用意するのが難しい場合もあります。

実際私の場合は業務委託を受けることが決まっていたのですが、紹介会社から来るはずの業務委託契約書は未だに届いていませんw

ですが、再就職手当は既に受け取れています。

事前に調べたときには申請してから二週間ほどでハロワから電話がきたり書類がきたりだとかで、「この書類を追加で提出してください」といったことがあったという記事をいくつか見たのですが、そういう類のことも一切ありませんでした。

では、私が実際に提出した4~8の分の書類ですが、

  • 自作の業務委託契約書
  • サーバーの初回支払い完了時に来たメールの内容を画像にして印刷したもの

上記2点です。

まず「自作の業務委託契約書」についてですが、

もともと友人からHP作成の依頼を口約束で受けていたので名前を借りて(ちゃんと許可を取りましょうw)ネットに落ちている業務委託契約書のテンプレートをA42枚分に収まるように項目削りまくって印鑑を押したとても簡易的ものです。

これはハロワの方から実際に、個人事業の場合は個人間の取引でもOKであることを聞いていたので、それならと思い作成してみました。

次に「サーバーの初回支払い完了時に来たメールの内容を画像にして印刷したもの」ですが、

これは業務に直接関係は無く、当ブログのために契約したものですが、業務委託契約書が簡易的すぎて少し不安だったのでこれも付け加えてみました。

これらの書類を提出した際にハロワからは4週間以内の給付を目指しますと言われましたが、実際には2週間ちょっとで審査完了の書類が届き次の週にはすでに振り込まれていました。

まとめ

自営で再就職手当を受け取るために一番難しいのが用意する書類だと思います。

ですが実はきちんとした書類を用意することに労力をかける必要は無く、開業する業務の内容的にそれっぽいものであれば大丈夫ということがお分かりいただけたら良いと思います。

個人的には4~8の書類は1つではなくあればあるだけ審査に有利になるような印象です。

それでは正しい申告で正しい受給を~

とりとん
とりとん

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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