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入社してみらんとわからんこともあるよねー
無事に再就職できた!と思っても実際に入社してみると、求人票の内容と雇用条件が異なっていたり、経営方針がブラック過ぎて耐えられなかったり・・想定外のことで入社後すぐに退職を検討することもあると思います。
無理して体を壊しては元も子もないので、そんなときは割り切って再度就活しましょう!
とはいっても、また退職となると収入源がなくなり就活に専念することができませんよね。
今回は、再就職手当を受給したあと半年で退職し、残りの支給額を受け取りながら再度就活をした経験を踏まえて、再就職手当の残日数分を受給できる条件とその手続き方法について説明します。
※ここからは、再就職手当を受給する前に勤めていた会社を①、半年で退職した会社を②として説明していきます。
再就職手当受給後の最短での退職?
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再就職手当を受給する条件に、「1年を超えて勤務することが確実であること」とありますよね。
しかし、②を1年以内で退職しても受け取った再就職手当を返金することはありません。
再就職手当は早期就職の”お祝い金”なので、いつ退職しようが払い戻すようなことはないので安心してください。
再就職手当の残日数分を受給できる条件
残日数分を受給するための条件をハロワでからの案内を踏まえて説明します。
再就職先を短期間で離職し、新しい受給資格がない場合、基本手当の残日数を受給できる可能がありますので、離職日の翌日以降速やかにら来所または連絡してください。
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失業手当を受給するには雇用保険に12か月以上加入する必要があるから今回は短期間での離職やし受給資格ないわ・・
と思われがちやけど、受給満了日(※1)までは残りを支給できるから手続きに来てねってこと!
基本手当の残日数の支給は、再離職の届出に来所した日から対象となりますが、退職日の確認のため、後日、離職票等の書類が必要となります。
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通常は退職したあとに会社から離職票が郵送されて、それを持参してハロワに行くよね。
けど今回の場合は、離職票の到着を待たずにハロワに行って手続きを進めることができるよってこと!
但し、受給期間満了日(※1)経過後は支給されませんのでご注意ください。
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残日数を受給できるのは離職してから1年以内に再離職したときの場合のみ。失業手当の受給期間を確認してねってこと!
※1 雇用保険受給資格者証の「18.受給期間満了年月日」で確認することができます。
再就職手当の残日数分の受給金額
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まず再就職手当は、
3分の2以上残して早期に再就職した場合は基本手当日額×給付日数の70%
3分の1以上残して再就職した場合は基本手当日額×給付日数の60%
の金額で支給されるので、
3分の2以上残して早期に再就職した場合は基本手当日額×給付日数の30%
3分の1以上残して再就職した場合は基本手当日額×給付日数の40%
ということになります。
詳しい金額は、雇用保険受給資格者証の再就職手当の金額が記載してあるすぐ横に、残日数が記載してあるので確認してみてください。
再就職先での雇用保険加入期間は?
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再就職手当の支給要件で「原則として雇用保険の被保険者になること」というものがあるので必ず雇用保険に加入していた期間があるはずです。
雇用保険の失業手当を受給するには、雇用保険に12か月以上加入していなければなりませんが、今回の場合は、②で再度雇用保険に加入していた期間についてはリセットされずにそのまま継続することができるので、②の次に就職した会社の雇用保険加入期間と合算することができます。(合算するには雇用保険に加入していない空白期間が1年以内が条件)
ハローワークでの手続き
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持参物は①の再就職手当を受給したときの雇用保険受給資格者証です。
繰り返しにはなりますが、今回の場合は②の離職票の到着を待たずにハロワで手続きを進めることができます。
離職日を確認するために離職票の提出を求められますが、次回認定日に提出すればOKです。
離職票の到着を待ったり、写真を撮り直したりする必要もないので、すぐに手続きしに行くことができます。
ちなみに私はこの手続きを行ったとき住所が変わっていて管轄のハロワも変わっていましたが、新しい管轄のハロワに行けば住所変更の手続きと新支給番号をもらうことができました。
まとめ
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再就職手当は過去3年間に受給履歴がないことが条件で支給されるので、短期間で何度も繰り返すことはできませんが、
せっかく再就職できたのに、退職せざるを得ないときって結構ダメージ大きいですよね。
転職が成功したかどうかは、実際働いてみないとわからないことの方が多いので、焦って就活せずにしっかりと貰えるものは貰ってじっくりと就活しましょう!
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焦って就活してもいいことないですよ
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最後まで読んでいただきありがとうございました!